今年の夏、お客様の“キレイ”を応援するを、テーマに京丹後市でエステとAIBION化粧品の販売をしているお店[NAGASE]さんの店舗改装をお手伝いさせて頂きました。
工事前も素敵なお店だったのですが、営業する中で、不便に 感じている 点を改善しつつ、時代背景の変化に合わせていろんな客層の方に楽しんでもらえるように改装を行いました。
改装前はこんな感じのお店でした。
路面店だけど少し商品が見えづらかった外観
写真左側のスタッフさんエリア、真ん中の通路兼ディスプレイ、右側がエステコーナーになっており、すれ違う際少し狭い印象だった店内
隣が通路なので、少し人の気配を感じてしまうエステルーム。
店長さんやスタッフの皆さんと相談しながら、現状の課題や、これから提供していきたいサービスを共有してもらいつつ設計を進め、間取りを考えていきました。
お話を聞く中で感じたのは、
買い物のみの方。
急いでいるからライトなタッチのみ必要とする方。
しっかりカウンセリングからメイクまでしてほしい方。
今日はゆっくりエステでリラックスするぞ!という方。
同じNAGASE店内でも受けるサービスによって滞在時間や、要望は様々。
それぞれのお客さんの要望に応えられるように、コーナー毎にゆるやかに分離しつつ、滞在時間の長い人程、利用するエリアが店の奥になるようにしました。
お店の内装は、商品を引き立てる背景になるように白を基調としながら、素材を変える事でそれぞれのブランドのイメージに合わせています。
お店の前の通りは車も多く高校生の通学路にもなっていることから、ディスプレイが路面から良く見える様にしつつ、店内の温かい雰囲気が伝わる様にしています。
今回は店舗を閉店する事なく、建物2階に一時移転し、1カ月で改装と再移転をしてリニューアルオープンというタイトなスケジュール。
しかもコロナ禍で資材が滞る可能性もあったので、工事が間に合うか本当にドキドキでしたが、工務店さんが手際よく工事をして下さり無事引き渡しを出来ました。
余談ですが、大垣は化粧品店に入るのはほぼ初めて。
デパートの化粧品店の柱にもたれて奥さんの買い物を待っていたくらいの経験しかなく、設計の過程でスタッフさんからお話を聞いたり、実際店舗を見に行ったり、お客さんとスタッフさんのやりとりを見せて頂き、女性にとって特別な場所なんだなー。と感じました。
お客さんにとって、NAGASEさんに行く日は自分を大切にする日で、年齢に関係なくお客さんはウキウキした表情でお店に入ってこられる印象でした。
スタッフさんとお茶をしながら情報交換をしたり、世間話をする人も多く、外見はもちろん内面もリラックスして明日からまた頑張るぞ!みたいなすごく前向きな場所で、そんな場所の設計に関われてうれしかったです。
NAGASEさんはInstagramやFacebookで情報発信をなさっていますのでご興味ある方は是非[NAGASE]で検索してみてください!